ヒックとドラゴン

子供映画と思いきや
面白かった。

子供映画、アメリカ映画特有の
子供の描き方(軽さ、性懲りのなさなど)が鼻につくが
そこは洋物だ。

手負いのドラゴンと仲間はずれのヒックが手を組むという
異端ペアの常道であり、それがメッセンジャーになるという
王道でもあった。

飛行シーンは身を乗り出すほど面白い。

一人前のバイキングとして仲間を救っ代償として
片足を失う設定はショック。
決してハッピーエンドには済まさないところに
物語を意味深くする。

羽を失って自力では飛べないドラゴンと
足を失ったヒックが一緒になることで
空を飛びまわる自由を手にするところが
よい。

少年から男へと成長するストーリー
父と子、勇気、冒険心など
わくわくする物語だ