渋谷のGAGAでのレイトショー。 男二人でフィギュアスケートをやったらどうなるんだという 思い付きから始まったような内容だった。 面白かった。 全体的にはナンセンスで、裸の銃を…のような 下ネタ＆ゲイネタを散りばらませていて笑いを誘う。単純にのりで…

孤独な天才シェフが料理を通して女性へ求愛する。 オープニングの食材のスライスされたアップの映像が よかった。自然美というかドイツっぽいというか。料理によって人を魅了していくところは ちょっと飛躍しすぎていたが感がある。 食とセックスを同列に扱…

四本ものオムニバスで成る恋愛映画。 気持ちのずれがどうだとか、嫉妬する心だとか そこらへんが描かれていた。 なんとなく軽く、日本のテレビ局が作ったような 映画だった。

不完全燃焼。 ある改造されたウィルスのせいで人類が滅びてしまうという 内容。また、そのウィルスの影響で、ゾンビになってしまい ウィルスに対生のある人間も襲われて死んでしまうというもの。こんなゾンビなんか出さないで、世界中で一人ぼっちという 絶…

織田裕二主演の椿三十郎。 明快なストーリーで痛快。 すっきりと楽しめる映画。 それぞれの台詞回しも耳障りが良く 呼吸の音、衣擦れの音も楽しめる全体的にコミカルな印象を受けるが 最後の決闘で引き締めさせた。

子どもたちのなんてことはない日常生活を描いた映画。 良くできている作品。 面白さを加味したくなってあらぬロマンスやハプニングを 加えたくなるが、そこまで発展もなく日々無事に過ぎていく。 意味のない、というか無為、無垢さを美しく表現している。 そ…

男5人がひとつの部屋に集まって亡くなったアイドルを 回想するというワンシチュエーション映画。 まるで舞台のような構成で新鮮だった。 手の届かない存在であるはずのアイドルと接点を持つ 彼らの存在が徐々に結ばれていくのが歯切れ良く面白い。 こういう…

閉局を余儀なくされたラジオ局の 最後の放送を追ったもの。 最初はちょっと分からなかったけど ドラマの裏側を見せているんだと気づけば 楽屋裏に立ってる感じがして面白い。 ラジオって自由でいいなー 物語の舞台を公開中継している現場だけにしたのが いい…

離れ離れだった家族が ガブリエルの死によって翻弄され 歩み寄り、理解しあう映画。 元の家族には戻れないけれど 傷つけあいながらも、 真実は隠しあってるかもしれないが 相手を許す、ような作品だった。展開がスピーディで登場人物も多く ちょっと関係が分…

国産の山岳サスペンスもの。 長野の山間に墜落した戦闘機を、元戦場カメラマンと 都落ちした新聞記者、そして自衛隊員がなんとかするもの。 アクション巨弾とあったが、アクションが今ひとつのような。 吹っ切れていない。リアリティに乏しいというか、説得…

生き物が食べ物になるまでを取り上げたドキュメンタリー。 ドキュメンタリーなのに、映像だけで魅せてくれた。 解説や、ナビゲーターなど一切なしで様々な生産の現場の映像を つなげていったもの。 斬新。各シーンは機械による自動化、効率化、大量生産化を…

を観る。 CGで再現された昭和三十年代の東京の風景は圧巻である。 小道具や衣装を昭和ノスタルジックに還すのも大事だが 言葉が少しおざなりだったよう泣きがする。 向田邦子の小説などには下町言葉が溢れていて 新鮮だったが、本作では言葉の響きで新鮮味に…

ガンに侵され余命半年となった人生を 振り返りながら最後を迎えるという作品。ひょっこり会いに来てもいやな顔せずに 受け入れてくれる人だけでなく 倒産に追い込んだ元社長に殴られるなど。いきなり来て死ぬとか言われても困るんじゃないのか。私生活では家…

面白い映画。 最後まで笑いが絶えない映画。 天真爛漫なオデブなトレーシーが芸能界を目指して 奮闘する姿が面白い。 トラボルタの母親役も意外な抜擢だが面白かった。 歌に踊りに憂さが晴れる作品だ。

ピアフの自伝的映画。 自伝ものって過去から未来へ時代を追って描くものが おおいけど、この作品は過去、未来、そしてピアフの神話を 歌と音楽で結び付けていて、思い出を思い出すような感覚を呼ぶ。 人間の頭もこんな風に記憶されているのかも。死を恐れる…

恋愛睡眠のすすめ夢と現実の区別がつかなくなった主人公の話。 見ているほうもどっちが夢か現実か分からなくなってしまうが 主人公の内面を偽りなく表現するなら この手法がいいと思った。 でも主人公はオタク臭い。こういう人に取り付かれたら 女も面倒だろ…

ハンディカムで撮ったようなチープな作りが 生々しい。 一匹の魚は湖の生態系を破壊するだけではなく 人間をも巻き込んでしまっている。 面白いテーマだけどもう少しまとまりが良くてもよいのでは。 あれこれ詰め過ぎた感がする。

アメリカの医療制度の問題を指摘するドキュメンタリー映画。 しかし、制度不良訴えるために他国の医療制度を褒め上げるのは どうか。イギリス、フランス、カナダの医療制度を取り上げて いたが彼の国の制度には問題点は全くなのだろうか。アメリカの健康保険…

ＤＶＤで鑑賞。 男とも女とも言えなくなってしまった存在の絶叫。 歌が中心になって物語りは進むのだが 物語そのものはシンプル。奇をてらいすぎた感がある。

脂の乗った俳優陣が華麗な復讐劇を仕掛ける。 でも、今ひとつ物語にのめり込めなかった。 これ、かっこいいでしょ？というような記号が 振りまかれていてそれが鼻につく。盛り込まれた笑いのテンポ、演出方法もなんとなく 日本のそれっぽい。 トークショーを…

尾上菊之助、黒木瞳のホラー物。 話し言葉が耳に心地よく、物語に入り込める。 女の怨念によって追い詰められて周りの人を 狂わせて死んでいく… 面白かったがちょと心には残らなかった。。。

地球外生命体と人間の戦いの物語。 コメディーというか笑いの要素がふんだんだった。 まあまあだ。

昨年公開されたアニメ映画を観る。 面白い。 時を戻して過去に戻ってやり直せればと 人は願うが、実現できてしまうと 悲しいことや辛い事の繰り返しも待っている…そして何より自分が成長しない…時間移動できればと考えるのは人間だからだろう。 人間には理想…

すでに死んでしまった人たちの話。とは 気づかなかった。 引っ越してきた先で出会ったブータン人と奇妙な隣人。 狐につままれたような不思議な話だった。舞台が地方都市だったのも良い。 どことなく寂しさと陰りが見える舞台である。ただ、非現実さが強く漂…

阿部サダオの軽演劇映画。 小ネタ満載で面白い。 前半の見所はたくさんあって笑いが絶えない。 お座敷遊びにあこがれるが、一見さんはお断りだと分かると ミュージカル風に切り替わって、励ましたりそやされたりする。で、二回目も断られたときにまたミュー…

スペインの映画。 面白い。なんか肉欲的な作品だ。登場するすべての女が主人公と言った体で 男は本当におまけな作品。 近所の売春婦、主人公の姉、がんに犯された隣人、娘、主人公・・・人が三人、死んでしまうのだがあっけらかんとして明るい。 自分たちの…

二人の手品師の対立を描く作品。 結末へ導くためのテスラのマシンはちょっと反則だろう。 なんか興ざめしてしまった。

古代スパルタの話。 子どものころから戦士として育てられたスパルタの兵。ストーリーはもちろん衣装がすばらしい。 ペルシャの王様の登場シーンは絢爛豪華だ。 確かに、大昔の支配者は奴隷を家畜のように使ってたんだな と言うのが分かる。 ハーレムの様子も…

ヘンダーソン夫人の贈り物第二次大戦中のロンドン。ドイツの侵攻を受けながらも 劇場を閉じなかった支配人の話。 面白いと思うのだけど、なんか散漫な感じ。 息子をなくした悲しみや、彼の犬死を悔いて 劇場を起こすのはいいが、それが見せ場なのに 見せれて…

激しいガンアクション。 政治家と軍人の策略に引っかかった 男の話。男は復讐するために、落ちこぼれのＦＢＩや 亡くなった親友の妻と策を練る。そんなに心には残らなかったけど スカッとするんではないかな。