2008-12-01から1ヶ月間の記事一覧

もしも第二次世界大戦が回避されていたらという架空の設定で 物語は進む。このフィクションからしてその世界観に引き込まれてしまった。 おそらく軍はますます強大になって都市のデザインは明治時代の建築物のような 西洋式が増えたろうと、つい想像してしま…

ぼくの大切な友達

他人に省みることなく自分の思い通りに事を運んできた男が 友達を一人得るために苦心する。 自分の死を案じたときに果たして葬儀に来てくれる友人はいるかと思案すると 彼の仲間はお前に友達はいないと言い切るのだった。 ここ、こういうこと言えるものだろ…

画家と庭師とカンパーニュ

かつて幼馴染だった実直で朴訥な庭師と奔放自在の画家が 人生の黄昏期に出会った。 対照的な人生を歩んできた二人は子供時代に帰り それぞれが培ってきた経験や知恵を露にしながら 刺激しあっていく。それぞれの生き方に優劣をつけたりどちらが豊かな人生だ…

ワールド・オブ・ライズ

ディカプリオが男っぽさに磨きをかけて登場。 若手とベテランコンビが情報網を使ってスパイ活動するのだが 昔見た「スパイゲーム」を思い出す。多発するテロの一部分を取り上げただろう、その内容には考えさせられる。 世界のマネーの流れそれを監視するスパ…

252 生存者あり

巨大台風が東京を襲う…のだが。 物語が唐突に始まっているような気がしてならない。 主人公の置かれた背景がいまいち印象が薄い気がする。 救助現場で仲間を失った兄弟のレスキューは罪の重さに苛まれているのだが。 そんな中巨大台風が街を遅いレスキューか…