2009-04-01から1ヶ月間の記事一覧

遭難フリーター

実際に派遣社員として働く若者が 自身を映し出したドキュメンタリー。 派遣社員制度とか社会の矛盾とかを暴き出した自信作というわけではなく 迷いに迷う己の姿を描いていた。 たまたま派遣社員でたまたま未来に希望が持てない、というシチュエーションであ…

グラン・トリノ

純粋な魂が引き継がれていく物語だった。 家族から疎まれる老人と、世間から軽んじられていた少年という 異端児同士の心の交流。 ただ、ラストシーンでアジア民族の乱射によって命を落とす理由が 分からなかった。朝鮮戦争で殺した罰を受けたということなの…

大丈夫であるように

コッコを追いかけるドキュメンタリー。 コッコの人柄に触れられる作品だ。 彼女のスピリチュアルなメッセージに惹かれるファンは多く 共感の密度は濃さそうだ。感性が高いだけに他人の分まで傷ついてしまう、 そういう印象を受けた。出自である沖縄県は日本…

大阪ハムレット

松坂恵子が演じる肝っ玉母ちゃんとその子供たち、と怪しいおっさんの話。 兄弟はどうやら異父兄弟のようで自分の出生の秘密を気づいたり気づかなかったりしながら 生きている。多感な時期の子供たちが振り回されていく姿はこっけいだが 物悲しい。 映画全編…

ヒトラー最後の12日間

ヒトラーの秘書になった女性が見た、ヒトラーの姿。 物語性というのがなく、唐突に話が進んでいくので ヒトラーとその時代背景を基礎に持っていなければ 話がつかめない。子供の目線、秘書の目線と話が進んでいくのだが 唐突感が否めない。ここでこの人の心…

ピンクフラミンゴ

アメリカのおばか映画とのこと。 エログロナンセンスの塊でびっくりした。 ただ、ギャグとして分からず笑えなくて 呆然としてしまった。アメリカでは大うけしていたそうだけど 久しぶりのカルチャーショックだ。日本では難しいだろう。やるのもみるのも。