2010-01-01から1ヶ月間の記事一覧

サロゲート

ロボットが自分の身代わりに活動する世界を描く。 面白い設定。 しょっぱなから、美女ロボットと美男ロボットがからむシーンが あり、美女ロボットの持ち主はデブ男だったのが この世界が異様であることを物語っている。ロボット役の名句も肌のきめを隠して …

アバター

レアメタルを求めて未知なる惑星に降り立った人類と 先住民の戦いを描く作品。映画の下書きとなってるのは 開拓民とインディアンの争いとか、帝国主義と植民地とか 普遍的な物語を柱にしてあった。科学万能を取りたがるアメリカなのに、自然への畏怖を描いた…

プール

登場人物のほとんどが、その背負っている背景を明らかにせず 語らしめなかったのは面白かった。 映画作品って、その物語のもつ本来の世界を監督の力量で見えるようにしたものだとおもう。 だから、この作品もどろどろとした本来の世界なのだが 不要と切り捨…

かいじゅうたちのいるところ

きかん坊のマックスが母親にしかられて 家を飛び出した先に訪れる不思議な世界。親や姉の気を引くためにやりたい放題のマックスが 自分と同じような振る舞いをする怪獣たちの姿を見て 内省する話。 マックス(子供)は怪獣といいたのかな。怪獣たちの個性は…

地下鉄のザジ

田舎からパリのメトロにあこがれて出てきた少女ザジが 大人を相手に巻き起こす珍騒動。 コミカルな動き、奇想天外な展開、と CG頼りの昨今においてほのぼのと楽しめる作品。 だけど、ストーリーがあったのだろうか? すべて少女の夢? ドタバタしているだ…

クヒオ大佐

稀代の結婚詐欺師クヒオ大佐を堺雅人が軽妙に演じた佳作。 だまされる二人の女がもつ薄幸の雰囲気が、詐欺の安っぽさに 拍車をかけていた。 松雪康子は薄幸が似合う。 眉間のしわで薄幸を演じられるのは彼女くらいだ。クヒオ大佐の詐欺の手口も安い。 こんな…