サロゲート

ロボットが自分の身代わりに活動する世界を描く。
面白い設定。
しょっぱなから、美女ロボットと美男ロボットがからむシーンが
あり、美女ロボットの持ち主はデブ男だったのが
この世界が異様であることを物語っている。

ロボット役の名句も肌のきめを隠して
テカテカした感触、ぎこちない動きが雰囲気を出していた。

だが、ロボットなのか生身の人間なのかが区別つきにくくなる
瞬間もあり、もう少しこの世界の異様さを描いても良かったのでは?
ロボット同士の親子とか。

ただ身代わりロボットの反対勢力のリーダーが
ロボットだったとか、ちょっと急ぎすぎてる感じもある。
ラストも急に終わるようにまとめられて
余韻が残りにくい。

もう少し、この異様な世界を見てみたかった。