2008-09-01から1ヶ月間の記事一覧

パコと魔法の絵本

う〜ん 子どもっぽいけれど、子供向けではない。 おしゃれなエッセンスをふんだんに取り入れたものの 笑いも泣きもない半端な感じになった。

20世紀少年

テンポは速くてカット割りも堤監督らしさがあった。 ただ、なんでそうなるの?という飛躍がありすぎてついていけなくなった。 単純に破壊やサスペンスで惹こうとするのんはどうか。

赤い風船

拾った風船と友達になる物語。 まるで絵本のような美しい友情の物語。 純粋無垢な世界に戻れる。 灰色の街の風景にひときわ目立つまん丸な赤い風船。 大要のように少年を照らし寄り添う。ラストは圧巻だった。 パリ中から風船が友をなくした失意の少年の下に…

白い馬

50年前の作品をじっくりと見た。 舞台はどこか、湖面の広がる幻想的な世界であった。 そこを走る馬の姿は美しい。 画がすでに美しいのだ。 馬にまたがって走る少年、なびく金髪。馬のたてがみ。 それを真正面から追うカメラワーク。 飛んでいるような錯覚を…

落語娘

噺家を目指す若い娘と頼りないお師匠が追う呪われた怪談を巡る物語。 役者が役どころを全うしているような映画だった。 女プロデューサー役が妖しくて良い。 女性が受ける差別、嫌がらせをはっきりと映し出してもいた。 結構新鮮だった。 冒頭、放送禁止用語…

イントゥザワイルド

多感な青年が真理を探すたびに出かけていく… アメリカ全土を股にかけるようにしての大移動。 挿入される美しい風景。 潮騒、雁の群れ、馬の走る姿、川面の光…とても詩情感あって美しく作品に緩急を与える。 主人公が空を見上げるとそこには飛行機雲が尾を引…

ジプシーキャラバン

ばらばらに放浪しているジプシーが音楽ライブのために集い6週間にわたってアメリカを横断するドキュメント。 一人一人の生い立ちが取り上げられ音楽と踊りにかける情熱を語らしめる。 演奏される音楽はどことなくインドで、スペインでなんとも言えない魅力的…

ハンコック

アクションコメディ。 理屈抜きに楽しむ娯楽作品だ。 アンチヒーローが真のヒーローになるためには人々の愛が必要。