2008-01-01から1年間の記事一覧
テレポーテーション能力を手にいれた主人公の物語。 全体的に、なんか締りがない。超能力で人生を楽しむ主人公。 ↓ 昔の淡い恋を思い出して故郷に戻る ↓ 恋を成就させるが敵が追いかけてくる ↓ 彼女との接点がきっかけで自分から離れた世間との つながりが出…
話題の超大作を見た。 昨年の夏から映画館で告知がかかっていて 力の入れようが伺える。実際に見ると… 物語のテンポが速すぎて何が言いたいのか 理解できないまま物語が進んでしまう。 何かのダイジェストを見ているようであった。プロット一つ一つは特徴的…
終戦後、戦犯として勝利国の裁判に立ち向かい 彼らの非を認めさせ、部下の罪を一身にかぶった 岡田資中将の話。映画は法廷内と監房がメインで戦時下としての 火花が飛び散るようなシーンは挿入されていない。 言葉だけで物語が進められる映画だ。裁判の内容…
学生プロレスに挑戦する青春群像。 であるが、主人公に事故による記憶障害のため 今日一日の記憶しか残されない。 眠って起きると事故以前のときの記憶のみで それ以後は残っていないというものだ。学生プロレスという非日常な世界の青春活劇であれば 退屈な…
前作「エリザベス」(98)の続編とは知らなかった。 10年経ってるよ。前作も神々しいエリザベスの戴冠式でラストとなったが その神々しさも板についていた。 物語は歴史的逸話を忠実に再現しているようで ローリー卿との恋話を混ぜることで 人間・エリザベス…
自分を見つけて自分を活かすまでの物語。 とても良い作品だった。 物語を形作るためのエッセンスは満遍なくちりばめられているので分かりやすい。 異界への門としての、ロープ、マイノリティの子供。子供たちの空想だけによって作り上げられた別世界(テラビ…
ピーターラビットの生みの親の話。 100年前のイギリスの様子が見られて良かった。 封建制の空気が色濃く残る中、自立した女性の生き方を 求めた、結果そうなったんだろうな。 全体的にまじめに作られた印象。 イギリスっぽいウィットが欲しかった。婚約相手…
ロンドン・シティの敏腕トレーダーが、懐かしき思い出の故郷プロバンスで 自分の生き方を見つめなおし変えていく話。 冒頭は敏腕トレーダーのアクティブなシーンを出すために 軽快なテンポで進み、部隊がプロバンスになるほど 緩やかになってきた。 主人公の…
唐十郎と唐組の役者が作り上げる舞台を一年かけておった ドキュメンタリー。 ありがちな「過去を振り返る映像のインサート」もなく 今を疾走する彼らの姿をあぶりだせた格好だ。折々に見せる唐十郎の狂気とも言うべき 舞台にかける情熱、脚本を一気に書き下…
話題になった小説を原作とした映画。小説そのものは未読であるが前評判を聞いて観た。男女9人の群像劇として描かれている。主役は岡田と山粼あおいのようだった。大都会の隅っこで人々がもがき、悩みそれでも人は孤独ではないということを示したかったのだろ…
NYの路上ホームレスの爺さん「ミリキタニ」氏の人生を 綴ったドキュメンタリー。911のテロ事件後に始まった監督とミリキタニとの共同生活をきっかけに 物語は始まっていく。 彼の人生を調べていくと第二次大戦時中、サンフランシスコで 日系人というだけ…
アメリカの郊外で暮らす人々の抱えるさまざまな問題と それを隠しながらすごして保つ日常を描く作品。 自分の中の抑えられない衝動、隠しきれない幼稚さを 解放させてしまった結果、取り返しのつかなくなったようだ。 まるでパンドラの箱のよう。平常を装い…
オペラ「魔笛」を映画化したもの。 オペラを知っている人にとっては面白い作品だろう。 あいにく、魔笛のストーリーを知らなかったので 第一次大戦に舞台を移した映画のストーリーは 話のそのもは???が多かった。 話の辻褄合わない、というのがそれ。監督…
舞踏家・麿赤児と大駱駝艦が行う夏合宿に参加した 若者の姿を捉えたドキュメンタリー。なぜ彼らは舞踏を目指すのか、理由はまちまちだし 動機も大層なものはない。 突き動かされたように、大駱駝艦の門をたたいたのだろう。体を使って何かを表現する。 その…
今年一発目の映画。 楽しみにしていたが、環境保全というテーマが強く出されていたので 心底は楽しめなかった・・・北極点から緯度を下げて各地点の自然を紹介するのは面白い。 自然が多様なのが良く分かる。こういう地の面白さがあるが、 説教臭さが前に出てし…