95年のラグビーW杯優勝を目指す南アフリカのチームと
それを支援するマンデラ大統領の物語。
30年近く投獄された身で大統領にまで上り詰めたマンデラは
もはや無私の人。
慈悲と思いやりにあふれる仕草は神々しい。
でもそこに至るまでのマンデラの苦悩が見たかった。
やっぱり物語の主軸はラグビーを通して
国を一つにまとめようとした、
不可能を可能にした、物語なので省かれたかな。
でもなぜ、アフリカがバラバラなのか
なぜマンデラは投獄されていたのか
そして赦すのか根幹の部分が物足りなった。
最後の強豪チームとの優勝を懸けた戦いにも
ぐいぐいと引き込まれることはなかった。
映像表現というよりそういう気分にさせられなかった。