2008-06-15 しらゆり 沖縄戦を生き残った元女学生たちの独白で綴った映画。 作品は三部構成で南風原での救護活動、南下しての活動、解散後のそれぞれと 今はおばあさんになった、元女学生の必死の説明が身振り手振りを交えての説明が なんとも重たくのしかかる。 映画は戦争の悲惨さを伝えるのみで、それは何の罪もない女子供たちが戦争によって 虐げられていくことをストレートにあらわしている。 崇高な理念などどこにも戦場にはなく血生臭さい生き死にがあるだけだ。 戦争はなぜ愚かなのかという普遍的なテーマを掘り出した作品だ。