ハンディカムで残された記録映像が発見されて
それを見るというシチュエーション。
得体の知れない怪物が突如現れて街を破壊し人々はパニックになる。
そのパニックのさま、恐怖に陥るさまは
ハンディカムでの演出で身近に感じられる。
時折、別のときに撮った映像がテープの上に重ね撮りされて
平穏な日常の映像が映るのも、隠し味風だ。
ただ、謎の演出に懲りすぎて中途半端になっている。
Ｙｏｕｔｕｂｅを使ったり、ネットでの演出もあり
さながらクロスメディアと言うのだろうが
残念ながら映画はそれ自身で勝負されたい。
結果作品そのものも印象の薄いものとなった。
