かもめ食堂 フラガール

かもめ食堂
女三人が料理を作り、食べるというきわめてシンプルな物語。
これと言った大過もなく淡々と日々が過ぎていくが
それだけでも見ごたえのある作品。
サチエはフィンランドかもめ食堂と言う日本食の食堂を開いている。
どういう経緯で?と言うのは明らかになっていないが
それもよい。
ミドリのフィンランド入りも謎だが、サチエのご飯をたべて涙をこぼしたことで
その経緯もうかがい知れる。何も言わずにティッシュを差し出した
サチエも、その行為で苦労が偲ばれる。

食堂が舞台なので、食事の切り盛りするところが略されずに
映し出されていて、結果自分も食堂にいる心地になった。

まさこは介護から解放されてふらりとフィンランドに来た。
まさこの存在感は抜群で映画後半あ彼女の舞台となった。
何よりも穏やかなスマイルがよい!フィンランド語が分からなくても
相手の言っていることが分かり合えるのだ。

まさこは日本から持ち込んだ荷物が行方不明になるが
最後になって見つかる。その中は、森で拾い、落としてしまった
きのこが詰まっていた・・・
過去のしがらみから放たれたと言うことだろうか。。。

女三人のそれぞれ違う個性が光りあっていたよ。


フラガール
昨年見た映画だがもう一度見た。
やっぱり面白い。
真剣に物事に取り組む姿は、周りの人の
心を打つのだ。
松雪康子はきれいだ。