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おみおくりの作法

ロンドンの民生係、ジョン・メイの仕事は
一人で亡くなった人の弔いをすること。
その仕事ぶりは丁寧なのだが、固執しすぎてる感もある。
葬式に使う楽曲に対して、生前の趣味を調べるところなんかは
不気味だ。
死が日常となっている職場なので、流れ作業になっている雰囲気や
ドライな感じが、ジョンメイの仕事への取組みを引き立たせている。

故人を調べていく中でその人の過ごしてきた人生をさかのぼりながら
その人の越し方を思う。
その中で知り合った女性と淡い恋が始まろうとして彼にも
生きている人間との付き合いが始まろうとしていただけに
結末が残念であった。
最後のシーンでは孤独氏として済まされそうだったお葬式に
縁のあった人々が集い、ジョンメイには彼が見送った人々が集った。
人の生き・死には関係がないのだな