愛の勝利を ムッソリーニを愛した女

音楽と映像美で見せてくれた。
ムッソリーニに愛人がいたというのは
史実からであろうか。
ムッソリーニの初期を支えた彼女だったが
本妻と子供の前では身を引いても引ききれない。

どんどんと出世をしていくムッソリーニ
浮かばれないイーダとの対比も切ない。

彼女の心理を影や光で演出されていた。
ムッソリーニファシズムの美学が色濃く反映された
作品なんだろうな。
ファシズムについてよく知らないので楽しみも半減だろう。

真っ白な雪の降る中
鉄格子を上り空を見上げるシーンは美しかった。