2011-12-12 愛の勝利を ムッソリーニを愛した女 音楽と映像美で見せてくれた。 ムッソリーニに愛人がいたというのは 史実からであろうか。 ムッソリーニの初期を支えた彼女だったが 本妻と子供の前では身を引いても引ききれない。どんどんと出世をしていくムッソリーニと 浮かばれないイーダとの対比も切ない。彼女の心理を影や光で演出されていた。 ムッソリーニのファシズムの美学が色濃く反映された 作品なんだろうな。 ファシズムについてよく知らないので楽しみも半減だろう。真っ白な雪の降る中 鉄格子を上り空を見上げるシーンは美しかった。