100歳の少年と12通の手紙

悪くは無いがよくも無い。
そんな作品だ。

余命いくばくも無い少年オスカーに気に入られた
ローズは持ち前のサービス精神で彼と接し
心の交流を気づいていくのだ。

ところでなぜ彼女はオスカーと交流するようになったかが
よくわからない。ピザ宅配がきっかけなのだが
だからといってなぜオスカーに情がわくのかが
わからない。
離婚歴があるのだが子供と別れたわけでもない。
子供好き、というエピソードも無い。

彼女の語るお話の中で、彼女は無敵のプロレスラーだということだが
それはなぜなのか。不健康なオスカーの関心を誘うための設定か。

またオスカーとその両親がなぜ不仲になったかもよくわからない。

ちょっと都合よすぎた感じかな。

エンディングにいたるまでは
特に感情的にも盛り上がらず
荒さに気づくばかりだった。