白い馬

heureux302008-09-10

50年前の作品をじっくりと見た。
舞台はどこか、湖面の広がる幻想的な世界であった。
そこを走る馬の姿は美しい。
画がすでに美しいのだ。
馬にまたがって走る少年、なびく金髪。馬のたてがみ。
それを真正面から追うカメラワーク。
飛んでいるような錯覚を覚えた。
少年と馬は海の中を進んでいくという終わり方をする。
監督の美意識に酔う作品だ。