落語娘

heureux302008-09-09

噺家を目指す若い娘と頼りないお師匠が追う呪われた怪談を巡る物語。
役者が役どころを全うしているような映画だった。
女プロデューサー役が妖しくて良い。
女性が受ける差別、嫌がらせをはっきりと映し出してもいた。
結構新鮮だった。
冒頭、放送禁止用語なめくらという言葉が使われていたのも新鮮だった。
本来落語は差別用語に満ちているのだから。
楽屋の所作も面白く細かい演技がされていた。

怪談話の世界の描写も面白く見た。

全体的に淡い感じの作品だった。