キサラギ

heureux302007-12-08

男5人がひとつの部屋に集まって亡くなったアイドルを
回想するというワンシチュエーション映画。
まるで舞台のような構成で新鮮だった。
手の届かない存在であるはずのアイドルと接点を持つ
彼らの存在が徐々に結ばれていくのが歯切れ良く面白い。
こういう制約のある装置の中だと役者本来の演技力が
如実に表れてきそう。
時折回想シーンが紙芝居っぽく挿入されていていたのも
ワンシチュエーションの世界観を壊さなくて良かった。
でも思い切って、カット無しでぶっ通しで演技させても
面白かったかも。

小栗旬はちょっとかっこよすぎだが
三枚目も良くやってた。
塚地も板についてきた。

でも好き嫌いが分かれそう。

舞台版を見たい。