ヘンダーソン夫人の贈り物/人生は奇跡の詩

ヘンダーソン夫人の贈り物

第二次大戦中のロンドン。ドイツの侵攻を受けながらも
劇場を閉じなかった支配人の話。
面白いと思うのだけど、なんか散漫な感じ。
息子をなくした悲しみや、彼の犬死を悔いて
劇場を起こすのはいいが、それが見せ場なのに
見せれていない。夫人は雇われマネージャーに恋していたようだが
それもよく分からない。
戦地に行く兵士たちへあれこれ尽くすのが分かるが
何でそんなに尽くすの?と思ってしまった。

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人生は奇跡の詩

十年ぶりのロベルトベニーニ。
詩人と言う設定で登場しているためか
彼の饒舌なせりふが多かった。
イタリア語が分かれば楽しいのだろうな。字幕を追うのに疲れて
ちょっと眠くなった。

バグダットの夜、綿毛?の舞うローマの町とトラ、などなど
美しいシーンがあった。

映画は分かれた元妻のヴィットリアをイラクまで追っかける話なのだが
ヴィットリアが元妻だとは分からなかった…
字幕がしっかり読み込めてなかったのね。
結局、一目ぼれして追っかけてる話だと思ってたよ。


思いを伝えることに長けている詩人が
言葉の通じないイラクで苦労する、というのは
特に描かれていなかった。らくだの相手くらい。