香りに取り付かれた調香師の話。
主人公のグルヌイユの目のくぼみ具合がよくて
空っぽな洞窟のように見えた。
芸術的な美しいシーンもたくさんあった。
バラの花、ラズベリーを刈るシーン、洞窟のシーンなど。。
グルヌイユによって殺される娘たちの遺体も美しく
描写されていて危うい。。。
こういうのを美しいと感じるなんて危うい。
映像美に加え匂いまでしそうな芸術作品。
ラストは愛で満たされていた。
グルヌイユが追いかけたローラや最初に手にかけた
少女が赤髪であったが何か意味があるのかな。
前に見たラン・ローラ・ランも主人公が真っ赤な髪だった。