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味園ユニバース

大阪ミナミ 千日前にある 飲食ビル・味園。
その中は世間からこぼれた人々が慰めあいささめき合う魔窟、不夜城・・・。
カルトな人々と繰り広げられる可笑しくもかなくしくもある、人情の色濃い物語かとおもったが
ぜんぜん違った。
大阪流のハードボイルド作品なのか。
渋谷スバルのプロモーション映画か。
冒頭、アレだけ殴られてよく生きてるなと思った。

記憶を失った男は、ライブ会場に乱入しマイクを取り上げて
いきなり熱唱をしだすが美声で何者?という運び。
ポチオを名付けられてスタジオでヒモのような生活を送る。
そしてよみがえる記憶、置かれた境遇。
ラストへ一気に突き進む爽快感が足りない感じ。
ポチオはなぜ、今そこに?という背景がよく分からず。
映画は彼の人生の一瞬を切り出した、とでもいうのだろうか。

せっかく奇妙空間「味園」でやるんだから、そこに棲息する
怪しい面々を出してカルトチックに味付けしてコメディいタッチに
描いたほうが俺好みだった。

渋谷の歌、演技がよかっただけに
話の平坦さが惜しい。