洗練されたSF大作でした。
ブラックホールやタイムパラドクスやワームホールなどで
刺激されました。
宇宙空間や重力でゆがめられた恒星の光輪などの
描写も美しかった。
ただ、父と娘の愛が時空を超えるという陳腐な話に着地していくのが
惜しいと思う。
そういったものを凌駕するスケールのでかさを期待してた。
先行して人類が居住できる惑星を探していた学者たちの後を
順に追うのだが、奇妙な世界もまたよかった。
手塚治虫の火の鳥に監督は影響受けていないか？
最新の物理学の監修のせいで理屈っぽい部分もあったが
概ね楽しめた。
