LIFE

写真誌LIFEの冴えない写真整理部のウォルトが敬愛する
写真家ショーンから受け取ったネガの行方を追うために
一歩を踏み出していく。

身を捨てて浮かぶ瀬もあれということか
勇気を出して一歩を踏み出すことで
ウォルトは憧れていた冒険家たちの様に
大活躍をして、人生が転がりだす。

夢見る存在が自分自身に。
LIFEの表紙を飾るような大冒険であった。

だが、LIFE休刊最後となる表紙は
ショーンが捉えた、ネガを吟味するウォルトの姿であった。
大冒険でなくとも、人生は人生だ、というメッセージがストレートに
訴えてくる。

自信を取り戻していくうちに本当の冒険である
シェリルへの接近もできていくのだが、
旦那もいたし、あれは浮気みたいなものだろうか。