ゼロ・グラビティ

宇宙空間で人工衛星の修繕を行っていた
飛行士たちが無事に地球に戻ってくるまでを
描いた90分。
ロシアの人工衛星爆破処理が原因で、飛散した
スペースデリブに襲われてしまう。

宇宙での死は特殊に見えるが
遺骸も破裂したりすることなく、元のままで
漂っている描き方だった。
これ本当かな。

船内と船外を入出も地上でハッチを開け閉めするような
感覚で描かれていて違和感。
誰もいったことのない世界だからいいように描けるだろうが
でも、案外に慣れてしまった世界はあんなものかもしれない。

いくつモノ奇跡が重なって無事地球に降り立った彼女。
これが温暖な地域の湖でよかったなぁ。
もし、砂漠とか太平洋のど真ん中だと
大変だろう。

二本足ですっくと立って
重力の存在を見せ付けたラストカット。
スカッとした。