僕が星になるまえに

ジェームス、デイヴィー、ビル、マイルズの4人で
目指すロードストーリー。

がんを患って余命いくばくもないジェームスを三人が介抱しながらも
お互いに内なる悩みをぶつけ合い彼が望む目的地へと進む。

冒頭は旅立ちのシーンで、ジェームスがまわすビデオカメラの映像が
時折インサートされて男四人お気楽なおふざけ感が出ていた。

失業中、仕事のマンネリ、経営難とそれぞれの悩みは尽きないのだが
死に行くジェームスにとっては輝かしい命そのものだろう。

ただ、凡庸でつまらない作品ではないか。
彼らが余りにもこどもっぽすぎて、キャンプできてるのか
リアリティに欠けてる。
そもそも、日々の食事は取れてたのか?

革靴にワイシャツはいつまでも白く綺麗で
違和感あり。

ジェームスは自死を望むが
カタルシスはなし。