恋するリベラーチェ

照明からして、雰囲気からして、空気管からして
ゲイテイスト満載の作品
マットデイモンの美しい金髪がアドニスのような
魅惑的な男性像をかもし出していた。
全身がなぜか黄金色に輝いて見えた。

リベラーチェからの寵愛を一身に受けていくうちに
つつましい彼の性格はだんだんと変わっていく。
彼の愛を受け続けるために整形やダイエットを受入れて
派手な生活に慣れていく。
だが、その愛は続かずリベラーチェは新しい恋人を見つけていく。

これでは救いようのない作品となるが
リベラーチェの息子役として愛されるため、
整形を受け入れたところが彼が無二の存在であることを
示すのか。

ゲイの愛憎劇、男の嫉妬、が明るく豪華に描かれていて
大変楽しかった。