ルーパー

未来からタイムスリップで送り込まれた人を
処刑する仕事人の物語。
ルーパーと呼ばれるのだが、もし、未来の自分が送られてきたのなら
その未来の自分を処刑したのなら黄金と引き換えに引退をし
ループを閉じる、という。

タイムスリップという非日常がもたらす、
日常の均衡破りとしては面白く見ていたが
徐々にSFチックになっていった。
タイムスリップだけでも十分なテーマだが
その上念力を持つミュータントの誕生まで描かれ
そのミュータントが将来の大悪党にという設定は
ちょっと興ざめ。

くたびれた未来、しょうもない未来を描いて
人生の普遍でもえがければよかったが。