バトルシップ

まじめなSF映画かと思ったが
ユニバーサル100周年のお祭り作品だった。
過去のユニバーサル映画の名シーンを散りばめたであろう
雰囲気。
冒頭の主人公登場→未知との遭遇→戦い→勝利→エンドの
基本は崩さず、落ちは読めるのだが、概ね楽しめる内容。
いまやSFモノも沢山あってもパターンは同じなので
あえてそこを抑えた感がある。
まるでおなじみの舞台の様に、歌舞伎の様に合いの手でも入れるのが
正しい鑑賞法だろう。

ただ、どうして自衛隊が引っ張り出されているのかが不明。
まだまだ日本は未知の国なのか、それともマーケティングなのか。

バトルシップのタイトルどおり
最新の戦艦から引退したミズーリ、宇宙船と沢山出ていたのが
お祭り映画ならでは。お祭りのフロートのようなものだろう。