RAILWAYS

第二のふるさと島根が舞台なので見た。
ありがちな、今風なテレビサイズの内容・演出かと思いきや
見ると実に泥臭く、懐かしいかんじがした。

スマートで洗練された演出ではなく
べただが温かく懐かしい気持ちにさせてくれる。

主人公の男が友人の死をきっかけに
自分の半生を見つめなおし
あきらめた夢へ再度挑戦する。
この後押しとなったのは、ふるさとに残した
母の世話もあった。

見事、自分の夢をかなえこれにて大団円と思いきや
一転、ある事件がきっかけで辞表を出すことになった。
だが、それは彼の運転士としての姿を見守ってきた乗客に
救われるのだ。

都市と地方、家族、夫婦、親子、様々な関係性が交差し
物語を厚くしていた。