夏時間の庭

莫大な美術品を大事に守ってきた母が死んだ。
残された三人の兄弟は。。。
思い出の美術品や家、庭、風景を捨て去り
それぞれの今の生活を取っていく。
これは仕方のないことだろう。
それぞれに家庭の問題もあって、うまく行ってなくて
トラブルが続いていて。

それでも家族がひとつに集まれる場所は大事なことだろう。
しかし、長男の娘が最後に家を借り切ってパーティをし
過去を偲ばせるというのはいまいち分かりにくいような。

イノセンス?幼さがもつ未来への展望?

長く仕えてきた家政婦のエロイーズのほうが
親近感が持てる
美術品の価値が分からなくても、花を生けて愛でる心はある。
そんな生活を二人で過ごしてきたのだ。

孫娘の視点はやっぱりつながりにくい。