人類滅亡の作品はあまりにもワンパターンしすぎた。
科学者・異端児などによる異変の発見→平穏な生活、
些細なことでけんかしている二人→徐々に目に付く異変→
政府の動き→大混乱!→大脱出→明かされる真実→
愛の発見、献身の美徳→ハッピーエンド
なんだかこればっかり。
今回もそれだった。
しかし、それが鼻につきすぎるというかあきれてしまうのもあった。
義父のゴードンが死に、別れた亭主とよりを戻すというのは
理解できない。はやりのPTSDはどこへ行った?
気になるのは箱舟の中での生活だ。
生き残った人類はどのように暮らしているのか。
秩序はあるのか?
すべてが海に飲まれて消え去ったと思われた大陸のうち
アフリカが残っていてそこへ向かうところでエンディング。
喜望峰?というのはあまりにもお粗末。
どうせなら、生き残った人類がどうやって社会システムを再発できるかというこをと
テーマに描いたらどうだ?
オープニングは生き残った人類の着陸から始まり・・・
はじめは仲良くやってたけれど
徐々に不仲になり、裏切りがあり、差別が生まれ・・・
繰り返される人類の習性を描くのも一考だ。
それとも地球が壊れるCGをみただけで良しとすればいいのか。