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画家と庭師とカンパーニュ

かつて幼馴染だった実直で朴訥な庭師と奔放自在の画家が
人生の黄昏期に出会った。
対照的な人生を歩んできた二人は子供時代に帰り
それぞれが培ってきた経験や知恵を露にしながら
刺激しあっていく。

それぞれの生き方に優劣をつけたりどちらが豊かな人生だという類ではないのだが
庭師が先に死んでいく姿は「犠牲」に見えてしまう。
高貴な犠牲というか。
最後になって庭師の遺言に沿った絵を描いたりナイフを持ったりする演出がどうにもひっかかった。
もっとのた打ち回る人間を描いてはどうだろう・・・
人間の小ささ、死を前にした恐れ。

映像、音楽、自然の音はともに美しく情緒豊かにカンパーニュ地方を描いている。