ブタがいた教室

クラスで豚を飼って春にはみんなで食べようという教師が生徒に提案する。
生徒たちは一致賛成し豚をかわいがる。豚小屋を作り残飯をあつめそしてPちゃんと名前をつける。
この名前をつけるというところから家畜からペットへと気持ちが変わりだす。

卒業するまでに豚の処遇を決めないといけないので映画の内容は議論がテーマになるのだろう。
その議論の時間では白熱していき役に没頭した子供たちの目が真っ赤になって
涙がこぼれるシーンが多々あった。
こういうのすごい。

ラストは豚の目線で子供たちを見ている、いわば王道のようなものを感じたけれど
これでいいんだろうな。送られる立場というのを観客側は否応もなく感じ入る。

動物と子供には勝てないね