サラエボの花

heureux302008-06-21

ユーゴスラビア紛争後の日常を描いた作品。
戦争は戦時中だけでなく戦後も幾年もわたって傷跡を残す。
子供たちも戦災孤児になっても事故のアイデンティティを保つためには
名誉の戦死をした親を誇りにする。
主人公の娘もその誇りで生きてきたが実は違ってしまい
父親の面影という髪を切ってしまう。

この親子はこれからどんな親子関係を結ぶかは分からないが
振り出しにもどっての再スタートには間違いない。