紀元前一万年

heureux302008-05-05

はるか大昔の人類の物語。
と思いきや、スケールの大きさの割にはなんとなく
小さくまとまっていたような。

主人公デレーの村人が奴隷として連れて行かれ、
デレーたちはその後を追い仲間を募って敵の大将を獲るのだが
アクションが多すぎたような。
BC10000年の時代ならこんなことがあっただろう、という
想像をふんだんに入れて欲しかった。
そういうのはやはり地味なのだろうか。

神を名乗る悪玉をやりで射抜くのも、射抜くまでの過程が
あっさりとしすぎていて敵を倒したことへのカタストロフィーが
おきない。神殺しとはいかなるものか、おどろおどろしくできないものか。

映画「300」はこのような大昔の時代を神秘的に描けていて
想像を刺激した。

舞台や世界観が壮大なだけに
もったいない感じ。