すでに死んでしまった人たちの話。とは
気づかなかった。
引っ越してきた先で出会ったブータン人と奇妙な隣人。
狐につままれたような不思議な話だった。
舞台が地方都市だったのも良い。
どことなく寂しさと陰りが見える舞台である。
ただ、非現実さが強く漂いすぎたような気がする。
河崎がどうやって生きているかとか…
そういうのをひっくるめて不思議さ、なんだろう。
愛する人たちを失っていった彼の孤独。
神を閉じ込めることでの贖罪。
もう一回観れば腑に落ちるかな…
また、話の作り方としても革新的だったのでは
ないだろうか。ええ、って思うよなストーリーだ。
つまりはその奇抜さばかりに目が行ってしまって
味わいを忘れてしまう…