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ヘラクレス

ヘラクレス神話が生まれる瞬間を描いた。 主人公のヘラクレスは仲間たちと傭兵として 暴れていたが、相手を萎縮させるために ヘラクレスが神の子であるうわさを流し続け、それを演じていた。 神話に出てくるような怪物や妖精はなくて すべて人の心が生み出す…

蜩の記

岡田の立ち振る舞いが美しい様式美の映画。 全体的に薄暗く、鮮やかな色彩には欠ける。 また2時間超と長くて途中から疲れてくる。 静かな作品なのでもう少しコンパクトにならないものか。

サンシャイン 歌声が響く街

グリーのような セリフや感情を時代の歌で表現する。 戦場からで戻った二人の青年が 恋と仕事をみつけて人生をやり直していくようなのだが それぞれの恋模様が復縁していくのだが これと言った印象は残らなかった。

舞妓はレディ

主人公の少女のおぼこさ、 草笛と富士純子の所作の美しさ、言葉の音の美しさを 楽しめる。 歌と踊りのシーンはいまひとつ。 ストーリーの運びもいまいち。 パーツの美しさが際立つ作品だった。

NO

1988年チリ共和国での実際の出来事を映画化。 ピノチェト大統領の独裁を継続させるか否か(NO)の 国民投票に向けてそれぞれ政見放送のCMを作る。それぞれ、映像で相手をこき下ろすのだが 当時の作風で面白い。 ついでに、映画全体もホームビデオで撮られた…

バチカンであいましょう

オープニングのカナダの朝の風景は圧巻 美しくも孤独なオマの心象風景なのか。 誰にもいえない秘密を持つオマは 懺悔のためにバチカンへと旅立つ。 バチカンでは孫娘と一緒になり自由に生きる彼女に 振り回されつつも、自分のペースを取り戻し ローマの明る…

ノア

聖書の物語、ノアの箱舟を映画化。 やはりキリスト教文化を知っていなければ 主人公の苦悩を理解できない。 あとCGに頼りすぎ。

春を背負って

自然景観の美しさを前面に出したい作品。 自然の驚異の前で小さく弱いはずの人間なのだが 遭難しても怪我しても動けなくなっても 携帯で救援要請をする様は風刺なのか、お気軽さなのか。せりふの言い回しも説明的で 古臭い感がある。原作本のほうが面白かっ…

WOOD JOB

木材利用ポイントのパブ映画と思って侮ってみていたが 掘り出し物であった。主人公の勇気はやる気のないひ弱な都会っ子。 そんな彼がたまたま見つけた林業研修生の募集チラシをもって 三重県の山奥へと飛び込む。受験を諦めて葛藤もなく飛び込むところが 軽…

アナと雪の女王

触れると凍らせてしまう魔法の力を持つ姉・エルサ。 このため部屋に閉じ込められて自分を押し殺して生きてきた。 このコンプレックス?と生きていくためには人里はなれた山奥に 一人離れて住むことで自分を解き放っていく。 かといっても、我欲が前面に押し…

チョコレートドーナッツ

ミュージシャンを目指すドラッグクイーンのルディと 堅実な人生を送るため弁護士を目指し結婚をしたポールと 母親の愛を知らないダウン症のマルコ。それぞれが欠けていた物をお互いが補うように 共同生活を送っていたのだが その慎ましい生活を嗤い正義と良…

LIFE

写真誌LIFEの冴えない写真整理部のウォルトが敬愛する 写真家ショーンから受け取ったネガの行方を追うために 一歩を踏み出していく。身を捨てて浮かぶ瀬もあれということか 勇気を出して一歩を踏み出すことで ウォルトは憧れていた冒険家たちの様に 大活躍を…

ペコロスの母に会いに行く

長崎を舞台にした母と子の物語。 ぼけていく母を大事に見守る息子に岩松了がぴったり。 コミカルでせかせかした演技が旨い。 赤城春江のとぼけた演技も味がある。一つ一つのギャグも効果的で劇場内は 笑い声で包まれていた。ぼけていくことで辛かった事、悲…

ウルフ・オブ・ウォールストリート

ジョーダン・ベルフォートの詐欺人生を描く。 彼の狂った人生を描くためか 極端な表現がおおい。クスリ、ブラックユーモア、セックス、 また3時間超と長くだんだんと気分が悪くなってしまう。彼が証券会社を始める時に、ジョークにあった ペンを買わせる技法…

トゥモロー・ワールド

原題: Children of Menwikiより 西暦2027年11月。人類は希望を失い、世界は恐慌状態におちいっていた。なぜか出産の能力が失われ、18年間にわたって全く子供が生まれないのだ。世界各国が内戦やテロによって壊滅する中、英国は軍事力で徹底的に抑圧すること…

マジック・マイク

実業家としての成功を夢見る若者、マイクの 成長ストーリー。 男性ストリップの世界に、無職のアダムを引き込み、酒、ドラッグ、女、金、と快楽を覚えさせて 純朴だった青年を変えてしまった。 堅気の世界に生きるアダムの姉に恋をして、マイクはアダムと入…

ゼロ・グラビティ

宇宙空間で人工衛星の修繕を行っていた 飛行士たちが無事に地球に戻ってくるまでを 描いた90分。 ロシアの人工衛星爆破処理が原因で、飛散した スペースデリブに襲われてしまう。宇宙での死は特殊に見えるが 遺骸も破裂したりすることなく、元のままで 漂っ…

キャプテン・フィリップス

ソマリア沖で実際に会った海賊との戦いの話。 船上と救命艇の船内という密室した芝居が楽しめる。 緊迫した雰囲気はありあり。覚醒したムセ、気性の荒いノール、幼いアダン、寡黙なアリドという 即席の海賊の関係性も面白い。 おのずとあるべき役柄に落ち着…

僕が星になるまえに

ジェームス、デイヴィー、ビル、マイルズの4人で 目指すロードストーリー。がんを患って余命いくばくもないジェームスを三人が介抱しながらも お互いに内なる悩みをぶつけ合い彼が望む目的地へと進む。冒頭は旅立ちのシーンで、ジェームスがまわすビデオカ…

もう一人の息子

パレスチナ人とイスラエル人の子供取り違えという 究極なテーマ。 敵対するもの同士にとって実の子供ではなく敵の子供だった。 血か愛情か、興味深いテーマ。母親、妹、おばちゃんなど女性はおおらかに受け入れ 父親、兄などは激しく抵抗を示していた。保護…

いとしきエブリデイ

四人の本物の子供、子役ではない子供たちの自然な振る舞いが 面白かった。夫婦役は役者とのことだが、彼らとの親子の関係が 本物の様に見えた。 しかし、こうなるとフィクションだかノンフィクか判然としなくなる。 子供らにとっても混乱はなかったのだろう…

ブッダマウンテン

事故で息子を亡くした元女優と鬱屈した感情をもてあましている 三人の若者との共同生活。 といっても生活そのものが描かれていないので、三人が 大家でもある元女優に対する感情の変化が少し見えにくかった。三人の無軌道っぷりがいい。 若さの中にある葛藤…

かぐや姫の物語

竹取物語がアニメーションとなって再現 アニメの質感、感触がこれまでになく、心地よいものだ。 日本画のような水墨で描いた日本の風景。 空間とモノと境界があいまいとなっているのもいい。かぐや姫の赤ちゃんから少女への異常なスピードの成長振りも アニ…

恋するリベラーチェ

照明からして、雰囲気からして、空気管からして ゲイテイスト満載の作品 マットデイモンの美しい金髪がアドニスのような 魅惑的な男性像をかもし出していた。 全身がなぜか黄金色に輝いて見えた。リベラーチェからの寵愛を一身に受けていくうちに つつましい…

ブルーノのしあわせガイド

自由気ままに生きていたブルーノに 子供がいたことが発覚! というちょっと都合のいい展開で物語は始まる。 息子であることを隠して彼の奔放ぶりに呆れながらも 少しずつ保護者らしく、子を守る親としての心構えを 見につけていく。自伝を書いていた元ポルノ…

ダイアナ

ダイアナ妃の秘めた恋の話を見る。 心臓外科医ハスナット・カーンの存在ははじめて知った。 一目ぼれしたダイアナの振る舞いがかわいらしい。 ナオミワッツの美しさ。 カーンにお手製の料理を振舞うために、電子レンジのベルが鳴る前に 扉を開ける様もかわい…

地獄でなぜ悪い

どう評価したらいいのか分からない 圧倒的な面白さがあった。 登場人物はそれぞれの配役のもつ成分を 強化してあふれんばかり。可憐な美少女を軸に様々な人が彼女の元に集まり 命を精一杯に輝かす。ヤクザの頼みでなぜか映画を作ることになり 更に、ヤクザ同…

エリジウム

遠い未来 富裕層は地球を離れ、楽園のような宇宙都市エリジウムで暮らしていた。 ここの特長は医療ポッドと呼ばれる機材で 寝そべるだけで診断治療を行ってくれる。事故で致死量の照射線を浴びたマックスは自分の命を永らえるために エリジウムを目指す。 そ…

クロワッサンで朝食を

離婚、親の死、子供の独立、と開放されてしまったアンヌは パリ在住で同郷出身のフリーダのお手伝いさんとして 新し生活を始めた。 このフリーダが曲者でアンヌを気に食わないのか 何かにつけて八つ当たりをする。アンヌをあてがったのはかつての恋人ステフ…

少年、少年に会う 他

少年、少年に会う転がるフィルムケースで少年の淡い恋心を描いたなぁと思ったら コミカルな天使が少年の代弁者として登場。 しなくてもよかったのでは。 喜劇にしないほうがよいのに。 愛は100℃いじめられっ子が見つけた恋人はサウナのあかすり係。 初めての…

風立ちぬ

天才設計者の夢の話 浮世離れした主人公と翻弄される人々。 散りばめられた歴史秘話も面白い。

コン・ティキ

ポリネシアの島々に暮らす人は 南米から船で来たことを証明するために自らも 伝承に従った船を作り仲間たちと冒険の旅に出た嵐に襲われ、サメに襲われ、そこそこのカタルシス感は あるのだがいまひとつ深みが足りない感じ海に行くまでの資金集め、夢への挑戦…

海と大陸

貧しい島の漁村。 祖父とフィリッポだけで漁に出ていた。 船で漁に出るより、船を売り保証金を手にしたほうが得と孫の叔父は 自分の父をののしる。 母親もフィリッポを連れてイタリア本土に移り住みたいと考えている。 漁師として生計を立てたいフィリッポ。…

アフターアース

ウィルスミスとジュニアによる親子共演の映画。 人間が住めなくなった地球を後にした人類は、異郷でも 命を脅かされる。 敵と戦う訓練の途中で遭難し、たどり着いたのが地球だった、という背景。 この背景の上で父の命を救うため、男の子が一人で試練を乗り…

天使の分け前

すぐにイラつき、人を傷つけてばかりの主人公ロビーは 矯正教育の一環として奉仕活動を命じられ、その一環でスコッチ好きのハリーと出会い 運命が好転していく。 スコッチの効き酒ができる才が自分にあることに気がつき 新しい生活を切り開けるチャンスがあ…

塀の中のジュリアスシーザー

ドキュメンタリー風の映画 ジュリアスシーザーの舞台に取り組む 囚人たちの物語かと思ったら 実際にジュリアスシーザーを演じていた。 実際の囚人が刑務所の中で。見るまでは陽気なイタリア囚人たちが更正のために 演劇に取り組んでいくストーリーかと思った…

クラウドアトラス

3時間超に及ぶ大作。俳優たちがいくつもの時代、性別を超えて 役柄を変えてストーリーがつむがれていくというのが ものすごく画期的。 あらかじめ、俳優たちの役回りを知っておけば より楽しめたと思う。 それぞれの時代の想いが形を変えて引き継がれていく…

横道世之助

観ている世代に偏りが出そうだが 80年代後半を生きた人には懐かしさを感じさせてくれる。 主人公の友人たちが昔の彼とその自分が生きた時代を思い出しながら 彼の人となりが語られていく。 現代を生きる彼の姿はすでにないが 懐かしく思い返す友達の、懐かし…

39窃盗団

発達障害の弟とダウン症の兄の自由への脱出。というべきか。 出所したばかりの弟と唯一の家族をなくした兄が 刑法39条に守られてるから何やってもよいと 悪友にそそのかされてその気になって。彼らの立てる犯罪計画はいい加減で行き当たりばったりで 盗んだ…

テッド

熊のぬいぐるみに命が宿った。 御伽噺ならそれでよいのだが、ぬいぐるみと少年は年をとり 中年となった。 このぬいぐるみの悪友ぶりが楽しい。 汚い言葉の言い回しは洒落ていて面白い。 しゃべくり漫才のよう。 タバコに酒にドラッグと駄目アメリカ人への風…

ルーパー

未来からタイムスリップで送り込まれた人を 処刑する仕事人の物語。 ルーパーと呼ばれるのだが、もし、未来の自分が送られてきたのなら その未来の自分を処刑したのなら黄金と引き換えに引退をし ループを閉じる、という。タイムスリップという非日常がもた…

東京家族

広島の小さな島からやってきた老夫婦が 東京に住まう三人子供たちを訪ねてきたが邪険にされていくさまは切ない。物語は容赦なく進み、上京中の母親が他界することで それまでにぞんざいに扱っていた子供たちは豹変し 態度を改めていく。長男の嫁はそれなりの…

レ・ミゼラブル

迫力あって楽しい。 歌に次ぐ歌。 まさにミュージカル

希望の国

園子恩の描いた原発事故後の世界。 架空の町長島県での原発事故により町で暮らしていた 家族が翻弄されていく。人々の暮らしが警戒区域の境界線で二分されていく。 高々数メートルで退避と待機に分かれていく。 半径20キロ以内・以外という社会が決めた制約…

アウトレイジ ビヨンド

続編となる今回は復讐劇。 こうもり役のマル暴の片山が 東西それぞれの暴力団に戦争を仕掛け自滅を 目論んでいたのだが 一匹狼の大友だけは見抜いていた。いろいろな理屈よりも 暴力と啖呵ですっきりした作品。

眠れぬ夜の仕事図鑑

命の食べ方の監督による作品。定点観測の様に様々な夜の営みを 無言で追うのだが まあ、退屈だった。命の〜のころは 食べ物が大工業的に生産される スケールのでかさに圧倒されたのだが 今回のは各個人の夜の営みと言った体で 退屈であった。

さあ、帰ろう。ペダルをこいで

社会主義国家だったころのブルガリアを脱出していた青年の 人生を振り返り取り戻していく物語。運動家として英雄だった祖父が 事故後、記憶喪失になった青年を引き取りに行くのだが そのモグラのような生活ぶりに驚き ゲームに熱中していた子供時代を思い出…

最強のふたり

首から下が動かない富豪と無職で貧しい黒人のバディ映画。 黒人ドリスが失業保険目当てで 富豪の下を訪れたのだがひょんなことから介護職として採用が決まる。人生に失望していた富豪がドリスの遠慮ない発言や押しの強さで 生きる逞しさを取り戻していくとい…

あなたへ

高倉健主演作 ロードムービーというところがいい。 亡妻の遺言に従って彼の上の生まれ故郷である長崎まで 思い出を一つ一つ噛み締めながら旅していく。道中で出会う人は行きずりではなく また別の旅先で出会う人で 奇妙な縁を感じさせてくれる。車上荒らしに…

夢売るふたり

面白かった。 家事で店を失った二人が 店を再建するために始めたのが 結婚詐欺とは。妻の操縦で夫はいやいやながらも 結婚詐欺をはたらくのだが 夫側もだんだんと妻以外の女を知るにつれ 妻の操縦の手から外れていくところが面白い。象徴的なシーンとして 児…