ロケットマン

エルトンジョンの伝記作品。 最近、人気ミュージシャンの伝記作品多い。 これまでのレコード売り上げや知名度があればそこそこのヒットが期待できるからだろうか。 代替描かれるのは 屈折した幼少期、栄光、私生活での挫折、孤独、愛されない自分、愛される…

おっさんずラブ

好評だったテレビドラマの続編を描いた。 新たな恋敵として中年、青年の2名を投入し話を大きく展開させようとしたが 大きくさせた分、薄まった印象。薄まったというか発散してしまった。 前作は細かな心理描写が好評だったが映画では描ききれなかったか、 そ…

存在のない子供たち

親の愛情をいっぱいに受ける年頃なのに、子どもが不当な扱いを受けている。これだけでも悲劇なのだが、日本と違ってレバノンは難民が溢れ返っており、児童虐待まで目が行き届かないのだ。主人公ゼインは教育も受けさせてもらえず、狭い家の中でごろ寝、 手伝…

天気の子

映像美の美しさには慣れてしまって驚きがなかった。 家出少年と親無し子という寄る辺ない二人が都会の片隅で 生きぬく物語なのか。少女の天気を操るという超能力で生計を立てようとするが 彼女の体に負担がかかっていた。彼女はそのことを黙って喜ぶ少年のた…

12か月の未来

知的でフランスの上流社会に属していた主人公フランソワが ひょんなことで底辺校の教師になった。 現地の教師も生徒をクズ呼ばわりし匙を投げているような 環境であった。心理テストの逸話で何度も打ちのめされると 自信を無くし行動を起こせなくなるという…

アマンダと僕

無差別テロによって最愛の姉を亡くし残された 7つの姪のアマンダと、風来坊な生活を送っていたダヴィッド。 交通事故ではなく無差別テロに巻き込まれたという設定はフランスの今を 表しているのか。恋人のレナも被害に遭い彼の元から去っていくという喪失を…

海獣の子供

神秘系漫画原作の映画。原作は未見のまま鑑賞したが、正直理解できなかった。 アニメーションの表現力技術力を堪能できるが、その世界観に共感して物語に浸ることはできなかった。普通の少女が異世界に迷い込む成長譚アニメであれば「千と千尋の神隠し」があ…

プロメア

冒頭、主人公と敵の大将のバトルというクライマックスから始まり その派手な立ち回り、見栄で引き込まれる。架空の世界の世界観をストーリーに沿って慣れていく。物語は分かり易く、古典の影響を残しているように思える。物語にじっくり浸る前に圧倒的な映像…

運び屋

園芸事業に失敗した90歳の老人が手にした職は 麻薬の運び屋だった。。。 はじめはビクビクでも大金の報酬を手にするたびにい大胆に、親密になっていく。手にした大金で孫を学校に通わせたり潰れた店を立て直したりと 使うだけ使うところが面白い。 悪事と大…

翔んで埼玉

漫画原作の架空のストーリーと、それを聞く現実世界と並行していて 面白い。 埼玉県民が不可触民のごとく差別されるのだが 埼玉県という現実と架空の設定を破城するギリギリ手前で踏み止まった感がある。 一つ一つの小ネタは光るが連続させるとそうでもない…

グリーンブック

ロードムービーで格差あるバディものがこんなにも面白いとは。 一つ一つの設定に意味があり最小限の要素で物語を構築していて無駄のない数式のような美しさがある。 荒くれ者と芸術家、大家族と孤独、差別と被差別、与え、与えられること、さまざまな対比が…

ボヘミアンラプソディー

歌唱力やライブの群衆の映像は迫力があって楽しめた。成功したミュージシャンの伝記作品は観客にも思い入れがあり、ノスタルジーに浸れるから、動員も見込めるのだろう。

ゲンボとタシの夢見るブータン

ブータンの由緒ある寺院の長男ゲンボと妹タシの話。タシはボーイッシュな女子でサッカーが得意。伝統的な女子のしつけを嫌ってる風だが、思春期特有の性自認の揺れを描いているのか?ゲンボは寺の後継より外世界に興味がある。これまで知らずに済んでいたこ…

スマホを落としただけなのに

前半はミステリーで楽しめたが、後半は失速した感がある。 殺人者の奇妙さを演出の為に、廃墟の遊園地、メリーゴーラウンドなどを持ち出して 現実感の無さになった。もう少し、スマホのテクノロジーに寄せた展開の方が良かったのではないか。追う側の警察も…

ヴェノム

宇宙から持ち帰られた謎の生命体に体を乗っ取られるという話。 勧善懲悪、登場人物の色分けがはっきりして、分かり易さが先立っていた。 主人公のトム・ハーディー、その恋人役ミッシェル・ウイリアムズはこの作品にはふけすぎではなかったか。20代後半の人…

ファイティン!

腕相撲を見たさで鑑賞したが、描かれ方が省略が多く、え、そうなるの?という感想。 アメリカから引き上げるきっかけ、動機が望郷の念からだったのかな。 弟分の彼は、血縁関係あるのかな 細かい所にあらが目立ったが大筋は分かり易い人情もの。細かい話は気…

マンマ・ミーア

アバの名曲と共に送るミュージカル映画。 愛と自由に生きた母の意思を引き継いだ娘がホテルを開業させ その記念日に母の3人の恋人がやってくる。誰が父親かわからないけど みんな大好き、って母娘二代にわたって放漫ぶりが却ってすごい。 乗れないと楽しめな…

カメラを止めるな

新人監督が無名の俳優と共に作り上げて大ヒットしている作品。 二部構成のようになっており、1部はB級ゾンビ映画風。二部はその作品がどうやって撮影されていたかという人物の背景や心情を織り交ぜてのドタバタコメディ風で二度面白いということか。 勢いは…

ブリグズビー・ベア

誘拐され長年監禁されていた青年が 夢中になっていたのは、誘拐犯で偽親が制作した 珍妙な教育ビデオだった。 解放後、本当の家族と過ごすも失われた時間は あまりにも大きかった。そんな彼の慰みが あの教育ビデオだけだった。 ふとしたきっかけで知り合っ…

告白小説、その結末

スランプに陥った小説家に近づいた女性に翻弄されて行く物語 上品に描かれて面白かった

万引き家族

訳あり中年カップル、家出少女、捨て子、が身寄りにない老婆の家に住み込んで、いつのまにか家族のようになっている。さらに、虐待を受けていた幼女も加わる。 都会の片隅で忘れられた人々が肩を寄せ合っている・・・ということだろうか。 働かず、窃盗を繰…

君の名前で僕を呼んで

1980年代の夏の北イタリア。鄙びた田舎町に暮らす 3人家族の元にアメリカから大学生がホームステイに来た。 17歳のエリオと24歳のオリバーは女の子とも楽しく遊んでいるが 互いの存在が気になり出し徐々に接近しだす。 性に貪欲なエリオは積極的だが、行きず…

ロング、ロングバケーション

ボケてしまった旦那と病を患う妻との人生最後の ドライブ旅行。 2016年の夏を舞台にアメリカを古いキャンピングカーで 横断する。夫ジョンはボケても運転はなんとかできるが危なっかしい。 妻エバも薬が手放せない。旅の途中で出会う人は優しかったり強盗だ…

ジュピターズ・ムーン

国境を越える時に銃撃された少年が、超能力に目覚め不死と 浮遊能力を手に入れた、SF作品。舞台はまさに現代ヨーロッパの シリア人難民受け入れをテーマにしていて 難民とドイツ人の生活の対比がなんとも残酷。 難民は身一つで逃れた訳だから何も持っていな…

15時17分、パリ行き

実際にテロに遭った人物が演者として登場するという作品だが 話題性だけなのかな。 主人公の子供時代から、青年時代に至るまでを描いて、友達との旅行でテロに遭遇するという順番正しく 物語が進む。結論は分かっているのだから観客は 如何にして彼らがその…

ダウンサイジング

今のシケた生活を変えるため夫婦共にミニチュア世界への移住を決めるが…風刺映画として、もしもそんなことが起こるのならという想像を楽しくできた。これまで稼いだ資産ならミニチュア世界なら有り余るという考え方は面白い。余剰分で施設の維持や建設費を運…

バーフバリ 王の凱旋

インド・ボリウッド大作。ただただ圧倒。 カラフルなセットや衣装、小道具の美しさに感動。 ストーリーの躍動感、飛躍の面白さ、思いっきりの良さ。 想像を超えるアクション。

はじまりのボーイミーツガール

目を患ってやがて失明するかもしれない、裕福な少女と母親のいない自動車整備工場の少年の物語。バイオリンを弾きたいと願っている少女は、目を酷使するからと親に禁じられながらも夢をかなえるため少年との脱走、というところ。少年と父親も亡くした母親の…

キングスマン ゴールデンサークル

ポップでノリの良い映画だが、師弟関係、愛情、自己犠牲などをバランス良く配置している。スパイ活動を支える技術がSFだが、過程は問題ではない。そこはおしゃれにかっこよく見せて、もたらせる結果を導きストーリーを展開していくのだ。エグジーが彼女の…

笑う故郷

故郷アルゼンチン・サラスを捨てたノーベル賞作家が凱旋するのだが。 最初は歓迎ムードで演説会でもリップサービスするのだが、サラスの住民は 大作家となった彼に複雑な感情を持っており田舎者特有の劣等感を滲み出していく。 市長、絵画コンテストの落選者…